UE操作

マウス カーソルを独自の画像に置き換える

マウスカーソルが標準機能のままだとダサいな、と思ったことはありませんか?マウスカーソルを独自の画像に置き換える方法を伝授します。

Unreal Engine(UE)でマウスカーソルを独自の画像に変更してみよう!

マウスカーソルが標準機能のままだとダサいな、と思ったことはありませんか?
今回はマウスカーソルを独自の画像に置き換える方法を伝授します。

動作環境

当記事の動作環境は以下の通りです。
バージョンや環境によっては、正常に動作しない可能性があります。

ポイント

OS:Windows11 (Ver 22H2)

GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti (Ver 3.28.0.412)

UE:UnrealEngine5 (Ver 5.4.0)

また、プロジェクトはサードパーソンプロジェクトの使用を前提とします。

【下準備】画像の準備

まずは置き換えて表示したいマウスカーソル画像を作成します。
当記事では画像の作成は省略して、既存のアイコンを使用します。

ウィジェットの作成

対応方針としては、ウィジェットを使用して既存のマウスカーソルを置き換えます。

ウィジェットの作成

まずはウィジェットを作成します。

ウィジェットを作成

コンテンツブラウザで何もない部分を右クリックして、「ユーザーインターフェイス」-「ウィジェットブループリント」を作成します。
親クラスはユーザーウィジェットで良いでしょう。

ウィジェットブループリント
imageを追加

Canvas Panelの上にimageを追加します。

UE5でのキャンバスパネルとイメージ

imageのサイズを適切に変更します(50×50くらい?)。
この部分は作りたいものに応じて値を各自調整してください。

キャンバスパネル上のイメージのサイズ変更

imageの詳細欄にて、「アピアランス」-「Blush」-「Image」欄に置換したい画像を設定します。
ここではデフォルトで入っているアンドロイドのアイコンを使用しています。

キャンバスパネル上のイメージの画像設定
コンパイル

これでウィジェットは完成!
コンパイル・保存してダイアログを閉じます。

マウスカーソルの置き換え

次に、マウスカーソルを作成したウィジェットに置き換えます。

メニューの「編集」-「プロジェクト設定」を開きます。
「エンジン」‐「ユーザーインターフェース」‐「ソフトウェアカーソル」のプラスボタン(+)を押下します。
左側の欄にはDefaultを設定し、右側には先ほど作成したウィジェット(下図では「BP_Cursol」)を設定します。

マウスカーソルを画像置換する設定

これで完成です!
実際にゲームをプレイしてみると、マウスカーソルを独自の画像に置換できているはずです。

まとめ

カーソルを独自の画像に置き換えるには、ウィジェットを使用します。
メニューから「編集」-「プロジェクト設定」‐「エンジン」‐「ユーザーインターフェース」‐「ソフトウェアカーソル」と辿った部分がマウスカーソルを変更する設定箇所になっています。

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クルエイチ

クルエイチ

NextClueLabの代表・管理者。 (Clue + 英知・叡智・叡知)でクルエイチ。 平日は会社員。 土日は副業でWeb・スマホアプリの開発やブロガーをこなす。 祝日は休み、UE5で3DCG動画制作などをして過ごす。

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